イントロダクション|ハンガリー映画 タクシデルミア〜ある剥製師の遺言〜2008年3月、シアター・イメージフォーラムほか、全国順次ロードショー

タクシデルミア イントロダクション

あるハンガリーの親子を描いたダークファンタジー

「異様な美しさを放つ」「おぞましくも陽気」と評される本作は、ハンガリー映画史上、最大の制作費を投入。奇妙な親子の物語を通して、いつの時代も愛や成功、不死を求める人間という存在を恐ろしくもユーモラスに描き出す。突然、床がぐるりと裏返る回想シーン、ポップアップ絵本に見立てた夢想の世界、冗談とも本気ともつかない大食い競争のトレーニングセンターなど、デヴィット・リンチやモンティ・パイソンに通じる映像とユーモアのセンス、更にはガルシア=マルケスの小説を彷彿とさせるおとなのおとぎ話的世界をも感じさせる唯一無二の作品が完成した。