レイモン・ドゥパルドン


1942年フランスのヴィルフランシュ=シュール=ソーヌ生まれ。68歳。パリ在住。 映像作家、写真家・国際ジャーナリストの顔をもつフランスの著名な写真家の1人である。 12歳の誕生日に初めてカメラを手にし、60年代は兵役でアルジェリア、ベトナム、レバノン、サハラ等の戦場へ赴く。 また同時にフランソワ・トリュフォー監督の撮影現場でも働く。1966年に数人の写真家と共にエージェンシーGammaを設立。 1973年にロバート・キャパ賞を受賞。1979年からマグナム・フォトの会員となる。1963年から映画製作にも乗り出し、 ドキュメンタリー作品で高い評価を得ている。代表作に、山形ドキュメンタリー映画祭で市長賞を受賞した『アフリカ、痛みはいかがですか?』(1996)、 カンヌ国際映画祭60回を記念して制作された短編集『それぞれのシネマ』(2007)内の一遍「夏の映画館」などがある。 また、フランスのカルティエ現代美術財団の大規模な展覧会にはたびたび参加しており、「夜」展(1996年)、「愛」展(1997年)、「砂漠」展(2000年)、 「ヤノマミ、森の精霊」展(2003年)などがある。2004年には同財団で初の個展も開催された。 なお、『モダン・ライフ』で描かれたテーマは、もともと農村の出身である監督が10年来のライフワークとして撮影を続けているもので、『Profils paysans: l'approche(農家の横顔:接近)』(2001)、 『Profils paysans: le quotidien(農家の横顔:日刊紙)』(2005)と続くシリーズの3作目にあたる。自他ともに認める親日家でもあり、 ルイ・ヴィトンが2009年に発行した東京のガイドマップには「私が愛してやまない街、東京」と題したコラムを寄稿した。

MODERN LIFE