さあ、
生命
の旅へ-
「WATARIDORI」「オーシャンズ」といった作品を手がけてきたジャック・ペラン監督が、2万年に及ぶ地球上の生命の歩みを題材に撮り上げたネイチャードキュメンタリー。最新の撮影機材やテクノロジーを用い、学者らスペシャリストの意見を仰いで、動物の歴史をひもといていく。モウコノウマの格闘やヨーロッパオオカミの狩りなど生息数が少ない動物の生態や、鹿の出産といった貴重な場面を映し出す、鮮明で臨場感あふれる映像に魅了される。
監督:ジャック・ペラン/ジャック・クルーゾ
製作:ジャック・ペラン
日本語版ナレーション:笑福亭鶴瓶、木村文乃
2016年全国ロードショー作品/フランス/97分
母の心の闇と愛
息子が撮った4年間
『ネムリユスリカ』や『夏の祈り』などの坂口香津美監督が、自分の当時78歳の母親にカメラを向けたドキュメンタリー。伴侶との別れが引き起こす精神的混乱の中、38年ぶりに帰郷した鹿児島県種子島で再スタートを切る姉と妹の4年にわたる二人三脚の再生への道のりを映す。監督の母坂口すちえさんと父の坂口諭さん、そして叔母の宮園マリ子さんらが登場。年老いた母親が少しずつ回復していく姿に胸を揺さぶられる。
監督・撮影・編集:坂口香津美
出演:坂口すちえ、宮園マリ子、坂口諭、坂口香津美 他
2015年全国ロードショー作品/日本/93分
未来へと突き進む大都市ローマ、そこからこぼれ落ちた人々の愛おしい人生
ローマを囲む高速道路GRA周辺地域に住む人々の暮らしを叙情的に描き、第70回ベネチア国際映画祭でドキュメンタリーとして初めて金獅子賞を受賞した異色作。メガホンを取るのは、これまでメガホンを取った作品がサンダンス映画祭などで高い評価を受けてきたイタリアの俊英ジャンフランコ・ロージ監督。交通事故現場に急行する救急隊員や年配のソープオペラの俳優、夢と名声を追う若者など、そこに生きるさまざまな境遇の人々の営みを通し彼らの心模様を切り取る。
監督:ジャンフランコ・ロージ
原案:ニコロ・バッセッティ
撮影:ジャンフランコ・ロージ
2014年全国ロードショー作品/イタリア/93分
そこに、まだ見ぬ世界があるから。
若くしてクライミング界で名をはせるデビッド・ラマが、難攻不落の山として有名なセロトーレにフリークライミングで挑戦する姿を捉えたドキュメンタリー。世界中の登山家たちが登頂を夢見る南米パタゴニアの鋭峰に、命綱と自分の手だけを頼りに登ろうとする天才の約3年に及ぶチャレンジを描き出す。伝説のクライマー、ジム・ブリッドウェルらも出演。険しい登山ルートに全力で挑む男の熱い思いと、その成長の過程に心打たれる。
監督・撮影:トーマス・ディルンホーファー
出演:デビッド・ラマ 他
2014年全国ロードショー作品/オーストリア/103分
一人の男を救うために、世界10カ国の登山家が集結した。
登山者の死亡率が高いことから「キラー・マウンテン」の異名を持つヒマラヤ山脈の難所アンナプルナ南壁での決死の救助活動を取材したドキュメンタリー。2008年5月、アンナプルナ南壁を横断していたスペインのベテラン登山家イナキ・オチョア・デ・オルツァが、高山病に襲われてSOSを発信した。知らせを受けた世界10カ国の12人の登山家たちは、命をかけて危険な救助活動へと向かう。自らの登山プランを断念して現場へ急行したスイスの登山家ウーリー・ステック、13年にエベレストで命を落としたロシアの登山家アレクセイ・ボロトフら、救助活動に参加した有名登山家たちの証言を中心に、貴重な映像を交えながら当時の様子を振りかえる。
監督:パブロ・イラブ、ミゲルチョ・モリナ
出演:ウーリー・ステック、ホリア・コリバサヌ、デニス・ウルブコ、アレクセイ・ボロトフ 他
2014年全国ロードショー作品/スペイン/81分
社会現象を巻き起こしたドキュメンタリー
『いのちの食べかた』監督最新作!
今回のテーマは現代社会の“夜”に“働く人々”。
日が沈み、夜が始まると、そこには昼間と同様に働く人々が現れる。 暗闇に包まれるはずの夜、しかし、都市生活者たちの夜には、光光と明かりが灯り、働く人と共に、そこで遊ぶ人、介護される人、死ぬ人、SEXをする人、犯罪者などが現れる。夜の闇はそんな私たちが普段知っているようで実はあまり目にすることがない現代社会の裏側を、時にくっきりと浮かび上がらせるのだ。私たちの生活を支える、夜に活動する人々の姿を、14ヵ月掛けて丁寧に撮りあげた、ゲイハルター監督渾身の一作。
監督:ニコラウス・ゲイハルター
2012年全国ロードショー作品/オーストリア/90分
カラ―&デジタルリマスター版
『月世界旅行』がスクリーンに甦る!
“映画の父”―G・メリエスの
映画史ドキュメンタリーと併せて特別上映
ジョルジュ・メリエスは、リュミエール兄弟が発明した映画=シネマトグラフを見た最初の観客の一人であった。マジシャンであった彼は、映画の将来性を信じて映画作りに乗り出し、世界で初めての職業映画監督となる。メリエスは、独自のイマジネーションやテクニックを駆使して、映画史上初となる表現を多く生み出した。『月世界旅行』では、動く写真に過ぎなかった「映画」に、複数のシーンを積み重ねて物語性を持たせるという画期的な手法を導入した。誰よりも映画を愛し、その可能性を追求した映画の父-ジョルジュ・メリエスの成功と挫折の人生を、彼が生きた時代背景と共に追っていく。そして、偶然見つかった幻のカラーフィルムから始まった『月世界旅行』のリストア作業全工程と、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジャンピエール・ジュネ等へのインタビューを通して、今もなお多くの映画人を魅了しているメリエスの映画魔術に迫る。
監督:セルジュ・ブロンベルグ、エリック・ランジュ
2012年全国ロードショー作品/フランス
『メリエスの素晴らしき映画魔術』63分・『月世界旅行』15分
語り継ぐこと、祈ること…
ナガサキ、魂をゆさぶる真実の映像詩
1945年8月9日午前11時2分、長崎への原爆投下。多くの尊い命が犠牲となった。時を超え、2012年夏、今を生きる被爆者の記憶と日々の営みのなかに、人間が創り出した核兵器の恐怖と不条理、その犠牲となった人々の苦悩と哀しみが静謐な映像に浮かび上がる。「恵の丘長崎原爆ホーム」は、被爆高齢者のための世界最大規模の特別養護老人ホーム。入居者たちは年に数度、ホームを訪ねて来る小中高生のために「あの夏の日に遭遇した自らの被爆体験」を劇にして上演する。原爆によって運命を変えられた高齢被爆者たちを基軸に、半世紀以上にわたる放射能の恐怖や痛みと向き合ってきた被爆者の声や思いを伝える。
監督・撮影:坂口香津美
ナレーション:寺島しのぶ
2012年全国ロードショー作品/日本/95分
動物と同じ目線で描いた驚きの世界。90分間、あなたは動物になる
『ディープ・ブルー』『アース』の英BBC製作によるネイチャードキュメンタリー。撮影日数3000日、総製作費35億円を投じ、地球の全大陸、陸・海・空に住む多種多様の生物がそれぞれの命をつないでいく様子を、最新のカメラシステムを用いて動物と同じ目線で撮影。生態の細部や決定的な瞬間をとらえ、驚きの映像世界にいざなう。2011年に設立50周年を迎えたWWFが製作協力。日本語吹き替え版は松本幸四郎、松たか子が親子共演でナレーションを担当し、人気バンド「Mr.Children」が主題歌を提供。
製作:BBC Earth ナレーション:松本幸四郎、松たか子
2011年全国ロードショー作品/イギリス/88分
未来へ笑顔を届けよう
2011年3月11日の東日本大震災によって、映画『フラガール』の舞台である、福島県いわき市のレジャー施設スパリゾートハワイアンズも甚大な被害を受けた。だが、それでも諦めず、被災から営業再開に向けて動き出す。施設再開に向けて復旧を進めるなか、開業前年以来となる46年ぶりに行った、フラガールたちの全国キャラバン敢行の様子を追うドキュメンタリー。地震、津波、原発事故、風評被害により苦境に立たされるスパリゾートハワイアンズのフラガールたちは、様々な思いを胸に、復興に向けて全国に笑顔を届けるため「フラガール 全国きずなキャラバン」に出発する。
監督:小林正樹
音楽:ジェイク・シマブクロ
ナレーション:蒼井優
2011年全国ロードショー作品/日本/102分
「いただきます」って、だれに言いますか?
日本人が1年間に食べるお肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。誰もが毎日の様に食べている膨大な量のお肉。でも、そもそもお肉になる家畜は、どこで生まれ、どのように育てられ、どうやってパックに詰められてお店に並ぶのだろう? 本作は、そんな私たちの生とは切り離せない「食物」を産み出している現場の数々を描いたドキュメンタリー。2007年に東京・渋谷の小さな映画館1館からスタートしたロードショーは、約1年間に及ぶ記録的な大ヒットとなり、全国でもアンコール上映が続出するなど、大きな話題となった作品。
監督:ニコラウス・ゲイハルター
2007年全国ロードショー作品/オーストリア・ドイツ/92分
これぞ沖縄のブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ!
歌えよ歌え 朗らかに
踊れよ踊れ 軽やかに
終戦の翌年、石垣島白保の若者が集まって結成された楽団「白百合クラブ」。手作りの洋楽器を手に、唄うは石垣島白保風アレンジのハイカラ・モダンな昭和歌謡。時は巡って56年、平均年齢70歳になった彼らに、東京公演の話が降って湧く。日本一の長寿バンドの笑って泣けるドキュメンタリー。
監督・中江裕司
出演:白百合クラブ、THE BOOM 他
2003年全国ロードショー作品/日本/90分
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